上山城

羽州の名城と呼ばれた「上山城 (別名、月岡城)」は、米沢の伊達氏や上杉氏との攻防の舞台となった上山藩主の居城です。
最上家改易の後は歴代藩主の居住となりましたが、城下町まで含めた諸施設が整ったのは土岐氏の治政下で、月岡・天神森にそびえる壮麗な城郭は「羽州の名城」として広く知れわたりました。
しかし、元禄五年 (1692) 土岐氏の転封と共に幕府により取り壊され、現在では堀跡の一部が当時の名残をとどめています。
昭和57年 (1982年)、二の丸跡に三層模擬天守が建立され現在の姿となりました。
現在の上山城は、映像など多彩な展示方法を取り入れた郷土資料館となっています。
また、春は桜の名所となっており、隣接する月岡公園では蔵王連峰を一望できる漆喰・白壁の天守閣とその周囲に植えられた80本のソメイヨシノの古木やシダレザクラが作り出す風景を見ることができます。