玄界灘の荒波が作り出した神秘的な絶景

七ツ釜は、国の天然記念物にも指定されている景勝地です。
玄武岩の柱状節理が、荒々しい玄界灘の波に浸食されてできた7つの洞窟が並ぶ、神秘的な光景が広がります。

七ツ釜の最大の魅力は、その独特な地形です。
柱のように規則正しく並んだ岩肌は「柱状節理」と呼ばれ、溶岩が冷えて固まる際に収縮して発生します。
この柱状節理が、波の浸食によって深くえぐられ、7つの洞窟が並列する景観は、まさに自然の驚異を感じさせます。
最大の洞窟は、間口が3m、奥行きが110mもあり、その大きさに圧倒されます。


玄武岩が冷え固まる際にできた柱状節理は、規則正しい柱状の割れ目を作り出します。
この割れ目に沿って波が浸食を繰り返すことで、洞窟が形成されます。七ツ釜の地形は、この柱状節理と波の浸食という二つの自然の力が合わさって生まれた、まさに芸術作品と言えるでしょう。


観光遊覧船に乗れば海上から洞窟を間近に眺めることができ、天候次第では荒波に削られた洞窟の内部や、柱状節理の美しい模様を間近で観察できます。
また、七ツ釜の上は草原となっており、展望台や遊歩道が整備されています。ここからは、七ツ釜の全景や玄界灘の雄大な景色を一望できます。
また、岬の北端には、神功皇后が朝鮮出兵の戦勝祈念の時に土器を捨てた場所との伝承があり、皇后を祀る土器崎神社があります。