旧滄浪閣(伊藤博文邸跡・旧李王家別邸)
計4回総理大臣を務めた伊藤博文の邸跡
日本で最初の内閣総理大臣に歴代最年少の44歳で就任し、初代、第5代、第7代、第10代の計4回、総理大臣を務めた伊藤博文 (1841~1909 山口県出身) の邸跡です。
明治29年 (1896) に建てられた当初は、和館と洋館でわかれていました。
和館は伊藤の住居として、洋館は伊藤の居間や書斎、応接間などとして使われていました。
伊藤が亡くなったあとは、伊藤家と家族ぐるみで親交があった李王家に譲られました。
伊藤の時代の建物は関東大震災で倒壊したため、大正15年 (1926) に李王家が現在の建物に再建しました。
シンメトリックな外観で、洋室と和室の両方を持つ和洋折衷の木造建築です。
昭和 29年 (1954) から平成19年 (2007) までは「大磯プリンスホテル別館」として使われていました。
庭園には、伊藤博文が住んでいたときに植えられた松「多行松」(たぎょうしょう) や古い灯篭なども残っています。
平成20年 (2008) 11月、大磯町指定有形文化財に指定されました。