クシマザクラ植樹記念
クシマザクラ植樹記念

クシマザクラの花は、八重咲種で、1本の木についた花の約半分は2段階で開花する。
外側の花弁が開いた後、数日経ってから内側の小さな花が開花する。
最初に大村神社の境内にある1本の桜の木にたくさんのクシマザクラの花が観察されたときは、変異だと思われていた。
やがて、これらの花は全く新しい品種であると確認され、その後クシマザクラ(学名:Cerasus serrulata ‘Kusimana’)と名付けられた。

クシマザクラの八重咲の花は、日本で最もみられる桜の品種であり、5枚の花弁を有するソメイヨシノの花の約2倍の大きさがある。
1つの花につき、通常、45枚の花弁があり、満開時は直径4.5センチにもなる。



クシマザクラは、1947年に、最初に、大村公園内の大村神社の境内で、教師兼植物学者である外山三郎(1902–1986)により正式に確認された。
外山氏はまた、桜の品種であるオオムラザクラ(学名:Cerasus serrulata ‘Mirabilis’)をこれより6年前に確認していた。
これらの桜の木は、八重咲種であり、八重咲栽培品種であるサトザクラの突然変異とみなされる。

大村公園には、外山氏が確認した木から栽培されたクシマザクラの木が約200本ある。
これらは、通常、4月上旬から中旬に花を咲かせる。
大村公園は、毎年3月下旬から4月上旬にかけて、おおむら桜まつりを開催する。
クシマザクラは長崎県の天然記念物となっている。