玖島崎樹叢
玖島崎樹叢
江戸時代(1603–1867)から書かれた筆録によると、玖島城本丸と要塞は樹林によってほぼ覆い隠されていた。
現在では、古い木々の樹叢で、一部、玖島城跡地の南側と西側の壁が隠れている。
19世紀に玖島城が取り壊されて以来、樹叢は繁茂したままとなっており、玖島城の囲いの周りの、以前庭園だったものの17ヘクタール近くを取り戻した。
現在では、樹叢は、長崎県の天然記念物となり、鳥たちの隠れ家となっている。
玖島城は、1867年に徳川幕府の政治的統治が終焉した後、廃城となった。
大政奉還を受け、明治政府のもとで日本の近代化のプロセスが始まり、多くの城など、幕府の象徴は取り壊された。
石の壁と内堀の一部が残っているすべてのもので、周りの樹林は、抑制することなく繁茂させたままとなっている。
玖島崎樹叢を構成するのは、シイ、クスノキ、セイヨウトチノキ、ブルーオーク、ナナカマド、シロダモなどの常緑樹である。
密生した樹下には、タチアオイ、ヨモギの灌木、日本クロイチゴや、ノシラン、ヤブランなどの多年生の地被植物を見つけることができる。
樹叢は、さまざまな鳥たちにとっての安息の場所になっている。
南日本に特有のアマミコゲラ、アオバト、カササギ、メジロなどが、樹叢で避難場所を見つけている。
樹叢は、自然な状態で保存されている。