板敷櫓
板敷櫓
玖島城の南側の城壁にある木でできた2階建ての櫓から、城のお堀と大村湾の眺めを楽しむことができる。
江戸時代(1603–1867)には、おそらく、このような「櫓」が6つあった。
櫓に配置された歩兵が、領土や、城に水が押し寄せてくる様子を見張っていたのであろう。
櫓は、内堀、外堀とともに、玖島城の防衛の重要な部分であった。
櫓は、外側の城壁に建てられ、落石のための隠し穴、矢や火縄銃を放つための細長い穴など防衛的特性を備えていた。
石の城壁が、当時の城郭設計の第一人者の一人と考えられていた武将加藤清正(1562–1611)が生み出した「扇勾配」として知られる造りにより、幅が広い土台に向かって扇形に広がっている。
この反り立った城壁により、地震に対する安定性が生まれ、侵入者が城壁を上りにくくなった。
1992年に板敷櫓が建てられ、典型的な17世紀の城楼となっている。
板敷櫓は桜の木に取り囲まれており、春になるとこれらの桜の木が花を咲かせる。
板敷櫓は、数千もの花菖蒲が植えられている内堀を見下ろしている。