ウミガメと出会う、奄美の自然が息づくビーチ

大浜海浜公園のビーチは、サンゴ礁が砕けてできた白い砂浜が特徴で、「日本の渚百選」にも選ばれています。透明度の高い海は、シュノーケリングやダイビングに最適で、海中の美しい景色を楽しむことができます。また、夏になるとアオウミガメやアカウミガメが産卵に訪れるため、ウミガメの観察も楽しめます。

公園内には、奄美海洋展示館があり、奄美の海の生き物を間近で見ることができます。ウミガメの餌やり体験や、奄美近海の魚たちの展示があり、子供から大人まで楽しめる施設です。また、展示館の近くには、貝殻の形をしたステージがある野外イベント会場があり、様々なイベントが開催されます。

大浜海浜公園のもう一つの魅力は、東シナ海に沈む夕日の美しさです。特に、砂浜に腰を下ろして夕日を眺める時間は、ロマンティックなひとときを過ごすのに最適で、夕日を見るためだけにやってくる人もいます。

キャンプ好きには、小浜キャンプ場がおすすめです。ビーチに隣接しており、管理棟や炊事場などの設備が整っています。美しい砂浜を目の前に、のんびりと過ごすことができるキャンプ場は、自然の中でリラックスした時間を過ごすのにぴったりです。

さらに、公園内には芝生広場や遊歩道が整備されており、散策やピクニックを楽しむことができます。亜熱帯の植物や野鳥が生息しており、自然観察も楽しめます。特に、ハイビスカスやバナナの木々、オオギバショウの大木などが見られ、南国の雰囲気を満喫できます。