静かで落ち着いた雰囲気が漂う古刹

竹林寺は、標高535メートルの篁山(たかむらやま)の山頂付近に佇む歴史ある寺院で、730年(天平2年)に行基によって建立されました。

竹林寺の本堂は国の重要文化財に指定されており、1511年(永正8年)に再建されました。また、木造地蔵菩薩半跏像や護摩堂、十王堂、縁起絵巻など、数多くの県・市指定重要文化財が残されています。

竹林寺の周囲は竹林寺用倉山県立自然公園に指定されており、四季折々の美しい景色が楽しめます。春には山ツツジや桜が咲き誇り、夏にはアジサイやハスが見頃を迎えます。秋には銀杏や紅葉が境内を彩り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。特に、篁山の展望所としても親しまれる鐘楼堂からは、河内の美しい景色を一望することができます。