日本の滝100選に選ばれた名爆

「日本の滝100選」にも選ばれた桑ノ木の滝は、熊野川の支流である高田川、さらにその支流の桑ノ木渓谷にひっそりと佇む、落差21mの美しい滝です。その名の由来は、かつて滝の周辺に桑の木が数多く生い茂っていたことにちなんでいます。
滝へと続く道は、県道230号線沿いの高田川にかかる橋から始まる遊歩道で、自然豊かな景色を楽しみながらのウォーキングに最適です。橋を渡り、山の中へと進むと、まず目に飛び込んでくるのが霊気あふれる相賀八幡神社です。岩壁をご神体とするかのような神秘的な雰囲気が漂います。
神社の前を通り過ぎ、清らかなせせらぎの音に耳を傾けながら、吊り橋を渡って沢沿いを上流へと進みます。吊り橋を渡ると、道はやや険しくなりますが、清浄なせせらぎを眺めながら進む道のりは、心身ともにリフレッシュさせてくれるでしょう。そして、吊り橋から約20分ほど歩くと、ついに桑ノ木の滝が姿を現します。