森の奥に響く轟音、青森県最大級の瀑布

赤石川の支流、滝ノ沢に位置するくろくまの滝は、その落差85m、幅15mという規模から、青森県内でも最大級の大きさを誇る滝として知られています。世界自然遺産白神山地の懐深く、豊かな原生林に囲まれたこの滝は、その壮大な姿と轟音で訪れる人々を圧倒します。
くろくまの滝は、その雄大な水量と周囲の自然が織りなす神秘的な雰囲気が魅力です。落差85m、幅15mという迫力ある滝壺へと流れ落ちる水量は、まさに圧巻です。特に水量が多い時期には、白い水煙が舞い上がり、その轟音が森全体に響き渡ります。この雄大な自然の力を間近で体感できるでしょう。
周囲は手つかずの豊かな原生林に囲まれており、四季折々の美しい表情を見せます。新緑の季節には生命力あふれる緑が、秋には鮮やかな紅葉が滝の背景を彩り、冬には雪と氷に包まれた幻想的な姿を見せることもあります。滝へと続く道も、自然を満喫できる散策路となっています。滝壺から立ち上る水しぶきは、大量のマイナスイオンを発生させると言われています。滝の音と清らかな空気の中で、心身ともにリフレッシュできる、まさにヒーリングスポットです。