関東三大不動の霊場

高山不動尊(高貴山常楽院)は、埼玉県飯能市にある真言宗智山派の寺院で、関東三大不動の一つとされています。白雉5年(654年)に開山され、かつては山伏の修験道場として栄えました。本尊は軍荼利明王で、境内には国指定重要文化財の木造軍荼利明王立像が安置されています。
境内には推定樹齢800年の大銀杏があり、「子育て銀杏」とも呼ばれる県指定天然記念物です。また、標高770mの関八州見晴台が奥の院にあり、関東平野を一望できる絶景スポットとして人気があります。
高山不動尊へは、西武秩父線「西吾野駅」から徒歩約60分の距離にあり、ハイキングコースとしても楽しめます。歴史ある寺院の荘厳な雰囲気と、豊かな自然を満喫できるスポットです。