創る楽しさ、観る感動。江別の焼き物体験

江別市セラミックアートセンターは、焼き物とレンガの魅力を堪能できる施設です。江別市は縄文時代から続く焼き物の歴史を持ち、現在でも国内屈指のレンガの生産地として知られています。この豊かな歴史と文化を背景に、セラミックアートセンターは設立されました。
センター内には、焼き物やレンガに関する多彩な展示が行われており、訪れる人々に江別の焼き物文化を深く理解してもらうことができます。常設展示室では、北海道の現代陶芸作家の作品や、道内の窯業技術の発展に寄与した小森忍の作品が展示されています。小森忍は釉薬の研究の第一人者として知られ、その指導のもとで制作された作品も数多く展示されています。
また、企画展示室では、絵画や写真、書などのサークル活動の発表の場としても利用されており、アートセンター主催の企画展示会も開催されています。
さらに、セラミックアートセンターでは、陶芸体験教室も開催されており、訪れる人々が自ら焼き物を制作する楽しさを体験することができます。お皿や小鉢、マグカップなどを作る陶芸体験や、絵付け体験が行われており、初心者でも簡単に参加できるプログラムが用意されています。
センター内には、焼き物を購入できるショップや、焼き物の制作過程を学べる工房、資料を収蔵した図書室も備えられており、焼き物に関する総合的な知識を深めることができます。また、展望室「望楼」からは、野幌原始林や夕張山地、恵庭岳などの美しい風景を360度楽しむことができます。