自然風景に溶け込んだ幻の鉄道の遺構

今から100年以上前、「大仏鉄道」が走っていました。
当時の鉄道会社「関西鉄道」の加茂と奈良を結ぶ、わずか9.9kmの路線の愛称です。
明治40年8月、加茂駅から木津駅を経て奈良駅へと至る平たんなルートが開通すると、急坂を越える大仏鉄道は廃線となり、わずか9年の歴史に幕を下ろしました。
当時の資料も乏しく「幻の大仏鉄道」と呼ばれています。
現在、路線の跡には隧道や橋台などの遺構が残されており、廃線跡を辿る遺構めぐりが人気のコースとなっています。