ユネスコ無形文化遺産の祭りが息づく場所

博多の文化を語る上で欠かせない祭り「博多祇園山笠」。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されたこの勇壮な神事が奉納されるのが、ここ櫛田神社です。
境内には、祭りの主役である豪華絢爛な「飾り山笠」が6月を除き、一年中展示されています。
その圧倒的な迫力と職人技の粋を間近に感じることができます。

757年創建と伝わる櫛田神社は、1250年以上にわたり博多の町を見守ってきた総鎮守です。
地元の人々からは親しみを込めて「お櫛田さん」と呼ばれ、商売繁盛や不老長寿を願う人々の祈りの中心であり続けてきました。
ご祭神には大幡主大神(櫛田宮)、天照皇大神(大神宮)、素盞嗚大神(祇園宮)の三柱を祀っています。

コンパクトな境内ながら見どころが豊富で、不老長寿のシンボルである御神木「櫛田の銀杏」や霊泉「鶴の井戸」、縁結びの「夫婦恵比須神社」など、様々なパワースポットを巡る事もできます。

博多の歴史と文化、そして人々の祈りが息づく櫛田神社には、地域に受け継がれてきた信仰の風景があります。
旅の途中に、少し足をとめて立ち寄ってみるのもおすすめです。