田中桃葉記念碑
桃葉(とうよう)、田中貢太郎(1880年~1941年)作家。
対岸の高知市仁井田(当時長岡郡)生まれ。
教員、新聞記者を経て上京。
実録もの「田岡嶺雲(れいうん)、幸徳秋水(こうとくしゅうすい)、奥宮健之(おくみやけんし)追懐録」で文壇にデビュー。
明治の変革期を背景にした「旋風時代」は大阪毎日、東京日日両紙に連載され、その反骨の筆づかいとともに昭和初期の洛陽の紙価を高らしめた。
他に「模範村長」「日本怪談全集」等がある。
貢太郎は早くから大町桂月に随行して酒を愛し、桂月なきのち桂月酒供養の端緒を開いたが、みずからは、「博浪沙」の一党を率いて近代土佐文学の系譜を形づくった。
最後のことばは「なんちゃじゃなかったきにのう」といわれる。
記念碑は昭和18年(1943年)7月に建立。
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