イベント情報
葛城市相撲館「けはや座」で企画展「郷土力士展」開催中|奈良県出身力士の歩みを紹介

葛城市相撲館「けはや座」では、2026年7月31日(金)まで、企画展「郷土力士展」を開催しています。
本展では、奈良県出身で関取まで昇進した力士たちを中心に、化粧まわしや優勝盾、トロフィー、記念品などを通して、奈良と相撲のつながりを紹介しています。
葛城市は、古代の力士・當麻蹶速(たいまのけはや)ゆかりの地として知られ、相撲と深いつながりを持つまちです。
相撲の起源にまつわる歴史が伝わる葛城市で、郷土ゆかりの力士たちの足跡に触れてみませんか。
相撲の起源と葛城市
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葛城市は、古代の力士・當麻蹶速ゆかりの地として知られています。
『日本書紀』には、大和の国當麻の邑にいた當麻蹶速と、出雲の国から呼び寄せられた野見宿禰(のみのすくね)による力比べが記されています。垂仁天皇7年7月7日に行われたとされるこの対戦は、国技相撲の発祥とされ、我が国初の天覧相撲ともいわれています。
葛城市では、現在も當麻蹶速を顕彰する「けはや法要」が毎年7月に営まれており、相撲と深い関わりを持つまちとして、その歴史が受け継がれています。
相撲文化をより身近に
相撲は、日本で古くから親しまれてきた伝統的な競技です。力士が土俵の上で組み合い、相手を土俵の外に出す、または相手の体の一部を足の裏以外で土俵につかせることで勝敗が決まります。
本展に登場する「関取」とは、十両以上の地位に昇進した力士を指します。また、「化粧まわし」は、主に土俵入りなどで身につける装飾用のまわしです。
競技そのものだけでなく、力士の歩みや地域とのつながりを知ることで、相撲文化をより身近に感じていただけます。
奈良県出身力士の歩みを紹介する企画展

企画展「郷土力士展」は、奈良県出身の力士の活躍を願い、葛城市相撲館「けはや座」で開催されている展示です。
日本相撲協会が公認する、奈良県出身で関取まで昇進した力士は15名。江戸時代の「虹ヶ嶽 杣右エ門(にじがたけ そまえもん)」から、令和6年に引退した「琴裕将 由拡(ことゆうしょう よしひろ)」まで、郷土にゆかりのある力士たちの歴史をたどることができます。



葛城市出身の力士「鶴ヶ濵 増太郎」
展示では、葛城市出身の力士「鶴ヶ濵 増太郎(つるがはま ますたろう)」も紹介されています。
鶴ヶ濵は、東京相撲の大正12年1月場所において、平幕で優勝を飾った力士です。平幕とは、横綱・大関・関脇・小結を除く幕内力士のことを指します。
当時、鶴ヶ濵が使用した化粧まわしには、2羽の鶴が刺繍されています。郷土力士の歩みを伝える資料として、ぜひ注目したい展示の一つです。
大和錦、德勝龍ゆかりの資料も展示


会場では、田原本町出身の「大和錦 幸男(やまとにしき ゆきお)」に関する資料も展示されています。
大和錦は、昭和初期に相撲協会から独立した関西角力協会の最後の場所で優勝した力士です。関西角力協会は、1933年から1937年まで存在した日本のプロ相撲団体です。
展示では、優勝盾やトロフィー、化粧まわしなどを見ることができます。
また、奈良市出身の「德勝龍 誠(とくしょうりゅう まこと)」に関する展示もあります。德勝龍は、令和2年の初場所で幕尻から優勝を果たした力士です。幕尻とは、幕内で最も下位に近い番付を指します。
会場では、優勝を記念して製作されただるまや、同時に受賞した殊勲賞のトロフィーなどが紹介されています。
開催概要

- 企画展名:郷土力士展
- 開催期間:2026年7月31日(金)まで
- 開催場所:葛城市相撲館「けはや座」
入館料:相撲館入場料として
- 大人(高校生以上):300円
- 子ども(小学生・中学生):150円
- 乳幼児(小学生未満):無料
- お問い合わせ:葛城市相撲館「けはや座」
- 電話:0745-48-4611
- 開館時間:10:00〜17:00
- 休館日:火曜日・水曜日




