山門
山門


山門とは、仏教寺院の正門のことで、日本の寺院がもともと山に建てられていたことに由来してこのように呼ばれます。
1695年に建てられた深大寺の山門は参道より一段高い境内の入り口に立ち、300年以上の歴史を持ちます。
1865年に発生した火災では、山門は焼失を免れましたが、本堂を含む多くの建物が失われたため、境内に現存する最古の建物となりました。
当時はほとんどの建物が茅葺きの屋根でしたが、現在では旧庫裡※とこの山門のみです。

※庫裡とは、寺院の台所にあたる建物のこと

また、境内で唯一彩色された建物である山門は、柱や梁が朱色に着色されています。
木々に包まれるようにして建つ姿は非常に趣があり、現在東京に残されている江戸時代の建築物の中でも、意匠的に特に優れたものの一つとされています。