福岡クラフトビール特集!5つのブルワリーで極上の泡を堪能!

中心にクラフトビールのイラスト。旅先で味わおう!、福岡、5選、CRAFT BEERの文字。背景は福岡の美しい夜景が広がり福岡タワーが見える。

旅に出かけたら、その土地ならではのビールを味わってみたくなりませんか?

福岡県は、グルメの街としても有名であり、そのグルメ文化に負けず劣らぬクラフトビールが醸造されています🍺

福岡グルメイメージ画像

この記事では、福岡県内の5つの魅力的なブルワリーで生み出されるオリジナルビールをご紹介します👍

5選】福岡県のクラフトビール
  • オークラブルワリー
  • 杉能舎
  • 門司港地ビール工房
  • ブルーマスター
  • 八女ブルワリー

地元の特産品や風土を活かした個性豊かなクラフトビールの数々は、一度味わったら忘れられない魅力があります。

ぜひ、福岡のクラフトビールの世界を探索し、極上の泡と共に贅沢なひとときをお過ごしください。

「オークラブルワリー」福岡の伝統と品質にこだわるクラフトビール

まず最初にご紹介するのは、なんとホテルオークラ福岡の地下にある醸造所「オークラブルワリー」。

ホテル内にブルワリーがあると聞いただけで驚きを隠せませんが、このブルワリーかなり本格的なのです。

そんな珍しいブルワリーで醸造されている「博多ドラフト」は地元の人だけでなく、全国各地のビールファンから愛される至極のクラフトビール🍺

1999年の創業時より毎日「ブラウワー」と呼ばれるビール職人がこのオリジナルビールを造り続けている背景には…

生きた酵母やホップを感じられる新鮮なビールを届けたいという熱い想いがあるからです。

常々筆者が思うのは、ビールは生き物であり、新鮮なビールは香りも味わいものど越しも、全てにおいてバランスがとれているということです。

巨大なビール窯で酒造

ドイツから仕入れた数種類の良質な麦芽のブレンドと。

味に深みを増す、スタイルに合わせたホップ使い。

そして新鮮な酵母により生まれる安定したクオリティ。

全ての要素が互いを支え合いながら「博多ドラフト」が完成しています。

博多ドラフトの主なラインナップは以下の3種類です。

  • Als<アルス>(ビアスタイル:ケルシュ)
    シャルドネ(多彩な顔を持つ白ぶどうの代表格)を彷彿とさせるまるでワインのようにフルーティーな香りとすっきりした味わいが特徴。
    (アルコール度数4%)
  • SchOn Alt<シェーンアルト>(アルト)
    赤褐色なカラー目を引き、甘く優しい香りがありながらもパンチの効いた苦みが特徴。
    (アルコール度数5%)
  • DAIKOKU<ダイコク>(スタウト)
    黒ビール。山笠七流の1つ「大黒流」にちなんだネーミングで、コーヒービターな香りが大人な印象。デザートとの相性も◎
    (アルコール度数6%)

現地に訪れて楽しむ場合は、せっかくなので「3種飲み比べ(236ml×3杯)」@1452円がおすすめです🍺

また自宅でもセット販売しているので、しっぽり飲み比べてみるのも楽しいかもしれません。(詳細はこちら)

公式WEB:オークラブルワリー
住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-2 博多リバレイン B1F
TEL:092-262-1176(レストラン予約課)

[営業時間]
17:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日 月・火曜(祝日は営業)

「杉能舎」ビールコンクールで輝く賞に輝いた優れたクラフトビール

続いてご紹介するのは明治3年創業、140年以上の歴史を持つ造り酒屋「杉能舎」(すぎのや)が手掛けるクラフトビール。

糸島半島の中央部に酒造を構え、丹精込めて作られた地酒は古くから人々に愛されてきました。

そんな長年のノウハウを生かし、杉能舎がビールづくりに着手したのは1997年のこと。

福岡第一号のクラフトビールとして人々に広く知られていくこととなり、世界的なビールコンクールでも数々の賞を受賞しています。

きめの細かさと泡のクリーミーさは酒造の天然仕込み水と新鮮な麦芽、ホップが肝となっていて、ビール好きを虜にし記憶にしっかりと刻まれる味わいをもたらしています。

杉能舎麦酒はいわばビールだけで十分に楽しめるつまみの要らない主役級ビール🍺なのです。

また現状に満足することなく、常にビールづくりの研究に力を注いでいることが、六代目しんたろうさんが綴るドイツでのビール修行記からも見受けられます。

自分達が一番飲みたいビール」を念頭に、常に進化し続ける杉能舎のクラフトビール。

新鮮なビールはその場でしか飲めないという概念を覆し、買い手が注文するタイミングの完成時期を見計らって、タンクから直に詰めて発送する「直詰」の販売で出来立てを飲める幸せを提供し続けています。

杉能舎麦酒の主なラインナップは以下の3種類です。

  • アンバーエール
    褐色な色味と老舗酒造だからこそ出せる深い味わい。まるで赤ワインのようにお肉料理とのペアリングを楽しめる一杯。
    (アルコール度数5%)
  • ペールエール
    黄金色が美しい爽やかで柔らかい香りとキレの良さが特徴。福岡の郷土料理にも合うようにふんわりと感じるフルーティーさは女性にも大人気の一杯。
    (アルコール度数5%)
  • スタウト
    苦みが抑えられ、芳ばしい麦芽とかすかなハニーモルトの甘みが絶妙な黒ビール。デザート感覚で楽しめる一杯。
    (アルコール度数5%)

酒造に訪れた際は見学もできるほか、直営の併設する「麦酒工房」ではこの場所でしか飲めないビールを堪能できます。
酒粕やビール酵母を生かした自家製パンやピザも必見です👍

公式WEB:杉能舎・麦酒工房
住所:福岡市西区元岡1442
TEL:092-806-1186

「門司港地ビール工房」新鮮な素材で醸される福岡のクラフトビール

「門司港地ビール工房」の瓶ビールがずらりと並んでいる。透明のコップにビールが入っている。
Guidoorスタッフ撮影

さて次は福岡の北九州を代表する観光地「門司港」発のクラフトビールをご紹介します🍺

1996年春、アメリカワシントン州タコマ市の港の見える街角で口にしたクラフトビールの味が忘れられず、門司港でこの味を再現したいと完成したのが「門司港地ビール工房」です。

加熱殺菌工程、ろ過工程を一切行わない徹底ぶりでビール本来の味わいを守り、常に1回の仕込み量を700リットルの少量に定めることで、新鮮且つ生きたビールをつくり上げています。

また麦芽、ホップ、酵母それぞれにもこだわり、ヨーロッパの伝統的なビールのスタイルを基調としています。

そんな門司港地ビール工房の定番ラインナップをご紹介する前に筆者がどうしても触れておきたかったのがこの「サクラビール」です。

こちらのビールは大正2年に九州初のビール工場帝国麦酒(現在の旧札幌ビール九州工場)が完成させたビールで、海外でも日本のビール=サクラビールと言わしめた逸品です。

そして現在サクラビールの成分表を所有しているサッポロビール株式会社の特別な許可を得て、門司港レトロビール株式会社が再現し製造しているそうです。

100年以上昔に誕生したビールの味、気になりますよね🌸

さて、それでは門司港地ビール工房の定番ラインナップを見ていきましょう👍

  • ヴァイツェン
    いわゆる白ビールで、バナナやリンゴを彷彿とさせるフルーティーな香りと苦みが少なく飲みやすいのが特徴。門司港地ビール工房の様なマイクロブルワリー(小規模なブルワリー)の良さが一番引き出される繊細な一杯。
    (アルコール度数約5.5%)
  • ペールエール
    麦芽の深いコクと芳ばしい香りに柑橘系の爽やかさもプラスされた複雑な味わいを楽しめる1杯。赤ワインの代わりにもなり得る重厚感が魅力。
  • ピルスナー
    良質なドイツ産アロマホップのみを贅沢に使用し、華やかでスパイシーな香りと引き締まった苦みを感じられるすっきりとした一杯。
    (アルコール度数約5.0%)

ジンギスカンやそれぞれのビールに合う料理と共に楽しめるレストランも併設されているので、ぜひ門司港観光と共に楽しんでみてはいかがでしょうか。

公式WEB:ビアレストラン 門司港レトロビール
住所:福岡県北九州市門司区東港町1-3-19
TEL:093-531-5111

[営業時間]
11:30~14:30(L.O.14:00) / 17:30~22:30(L.O.22:00)【平日】
11:30~22:30(L.O.22:00)アイドルタイム無し【土日祝】

門司港観光についての記事はこちら。

門司港イメージ画像

「ブルーマスター」個性豊かなフレーバーが魅力の福岡のクラフトビール

福岡の様々な名産を取り入れた個性豊かなクラフトビールづくりで有名なブルワリー「ブルーマスター」。

元々社長の加藤氏はビールを詰める缶の製造に携わっていましたが、アメリカ西海岸でバラエティ豊かなビールに感銘を受けたことがきっかけとなりブルーマスターのビールづくりが始まったそうです。

ブルーマスターのビールの特徴はとにかく他にはない個性です。

定番5種のラインナップを見ただけで一目瞭然ですが、ブルーマスターは日本で初めてフルーツビールをつくったことでも知られています。

  • ブルーマスター(ペールエール
    発酵途中のタンクにアロマホップを投入する「ドライホッピング製法」で鋭い苦みとフルーティーな香りを実現。酸味やコクや切れのバランスが取れた一杯。
    (アルコール度数:5%)
  • ヒーリングタイム(コーヒーポーター)
    こだわりの有機栽培コーヒー豆を使用し、香り豊かで苦みが抑えられたすっきりとした一杯。
    (アルコール度数5%)
  • かぼす&ハニー(フルーツエール)
    大分名産のかぼすとはちみつを使用した爽やかですっきりとした甘みを感じられるまるでジュースのような一杯。
    (アルコール度数5%)
  • あまおうノーブルスイート(フルーツエール)
    福岡の名産あまおうを贅沢に使用し、ホップの苦みが甘味を引き立ててくれる大人のデザート感覚な一杯。
    (アルコール度数5%)
  • あまおうオートミールブラック(フルーツオートミールスタウト)
    世界でも稀に見ないフルーツオートミールスタウト。オートミールのまろやかさとフレッシュなあまおうの香りが楽しめる他にはない一杯。
    (アルコール度数5%)

そしてさらに注目すべきはブルーマスターのニュースタンダードとして人気を集めている「プレミアムアイスブルーマスター」。

福岡県久留米市特産のハト麦をアクセントに、凍る直前の温度で熟成させ旨みをぎゅっと閉じ込めた滑らかで爽快感溢れる一杯。

喉の渇きを一気に潤してくれるようなのど越しは、新しい定番ラインナップの一員としてますますこれから目が離せません。

公式WEB:ブルーマスター
住所:福岡市城南区別府1-19-1
TEL:092-841-6336

こちらの記事でもブルーマスターの代表格「フルーツエール カボス&ハニー」について紹介させていただいています。

海に綺麗な夕日が沈みあたり一面はオレンジ色の光に包まれていて、幻想的な雰囲気。瓶ビールをお互いに重ね合わせて夕日に乾杯している手が2本両サイドから出ている。

「八女ブルワリー」のどごし爽やかな人気の福岡クラフトビール

最後にご紹介するのは福岡県の八女市にあるべんがら村「八女ブルワリー」がつくるクラフトビールです🍺

八女ブルワリーがあるべんがら村は、八女市の家族で楽しめる観光スポットです。

キャンプや温泉、バイキングなど様々なアクティビティが揃っているので、大空の下オリジナルのクラフトビールを楽しむことができます。

ドイツ産の麦芽とニュージーランド産のホップ、地元八女の水を仕込み水として使用した本格的なクラフトビールは、1998年から改良を重ねつくり続けられています。

2年前にリニューアルされたラベルは、『日本書紀』に記された八女の起源ともなっている八女津媛をイメージしています。

「ヤマトタケルノミコト」の父親でもある「景行天皇」が九州を訪れた際、「この美しい山にはだれか住んでいるのか」という問いに対して、「八女津媛という名の女神が、常に山中におります」と返した一節から、この土地を『八女』と呼ぶようになった。

主なラインナップは以下の5種類です。

  • ヴァイツェン
    フルーティーで飲みやすい一杯。
  • レッドエール
    甘くて芳醇な香りが残る一杯。
  • スタウト
    濃厚でコクがあり黒糖の風味がアクセントになった一杯。
  • インディアペールエール
    八女茶の苦みと爽やかな柑橘の香りが個性あふれる一杯。
  • ピルスナー
    八女茶を使用し、のど越し爽やかな一杯。

季節の蔵出しクラフトビールもその時々に醸造されているので、その時期にしか飲めない一杯も八女で味わってみてください。

公式WEB:八女ブルワリー(べんがら村)
住所:福岡県八女市宮野100番地
TEL:0943-24-3339

[営業時間]
11:00~15:00 (L.O.14:30) / ディナー 17:00~21:30 (L.O. 21:00)
定休日 毎週火曜日(祝日の場合は営業)、年末年始
ビアレストラン「ガーランディッシュ」でクラフトビールをお楽しみいただけます。

こちらの記事で詳しく「八女ブルワリー」について紹介させていただいています。

中心に緑色の背景に白字で八女ブルワリーの文字。左は青空の下に広がる茶畑。右上には、瓶のクラフトビールが3本と紺色の箱。右下には瓶に注がれたビールを手に、見つめる醸造担当者。

福岡のクラフトビール巡りを楽しもう!

福岡の美しい夜景。福岡タワーと手前に海と都市道路が見える。
恵藤さんによる写真ACからの写真

福岡県内の5つの魅力的なブルワリーで生み出されるオリジナルビールをご紹介しました👍

地元の特産品や風土を活かした個性豊かなクラフトビールは、一度味わったら忘れられない魅力があります。

福岡のクラフトビールの世界を探索し、極上の泡と共に贅沢なひとときをお過ごしください!

執筆:Honami

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海に綺麗な夕日が沈みあたり一面はオレンジ色の光に包まれていて、幻想的な雰囲気。瓶ビールをお互いに重ね合わせて夕日に乾杯している手が2本両サイドから出ている。
中心に紺色の背景に白字で熊沢酒造の文字。左は夕暮れ時の湘南の海。右は瓶に入った湘南ビールがテーブルに置かれている。
中心に水色の背景に白字で富士桜高原麦酒の文字。左は青空と白い雲の中に溶け込む富士山。右はゴールドの背景にビールが注がれている様子。
中心に緑色の背景に白字で八女ブルワリーの文字。左は青空の下に広がる茶畑。右上には、瓶のクラフトビールが3本と紺色の箱。右下には瓶に注がれたビールを手に、見つめる醸造担当者。
中心に茶色の背景に白字で常陸野ネストビールの文字。左は酒造の入り口。右は瓶に入った湘常陸野ネストビールが置かれている。

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