絶景・グルメ全てがフォトジェニック!しまなみ海道島めぐりサイクリング

しまなみ海道
あいむさんによる写真ACからの写真

広島県尾道市愛媛県今治市を結ぶ海の道「しまなみ海道」は、自動車だけでなくサイクリングロードも整備されており、

瀬戸内海の風を感じながら思いっきりサイクリングを楽しむことができます🚲。

この記事では、尾道から出発し、レンタサイクルを利用して6つの島をめぐりながら今治までの道のりを楽しむサイクリングトリップをご提案します。

一人での冒険、家族や友人との楽しい旅、恋人とのロマンチックな時間…。

どんなスタイルでも思い出に残るフォトジェニックなグルメや観光スポットが盛りだくさんです🏝。

快適な服装に着替えてカメラを準備し、この一度きりの冒険を始めましょう😊!

青い自転車の写真。
参照:ODAN

しまなみ海道サイクリングロードの概要

しまなみ海道島めぐり地図。
広島県尾道市→向島→因島→生口島→大三島→伯方島→大島→愛媛県今治市へとつながる。
筆者作成「しまなみ海道6つの島と7つの橋」

日本初の海峡を横断する自転車道としても知られているしまなみ海道ですが,広島と愛媛それぞれ3つ(合計6つ)の島が連なり、7つの橋で結ばれています。

全長約70kmのサイクリングロードは初心者の場合朝8時出発で6~8時間。

全く自転車に乗ったことのない人だと10時間以上かかる可能性もあります。

美しいしまなみ海道。空と海が青々としていて気持ちよさそう。
あいむさんによる写真ACからの写真

しかし不安になることはありません!

各島々には「サイクルオアシス」と呼ばれる民宿やガソリンスタンドなどの休憩所が140か所があり、給水やトイレの利用を自由にできます。

また、島の各観光スポットやおしゃれカフェは駐車スペースがない場所も多く、その代わりに自転車専用スタンドを設けているところが多いので、サイクリング観光にはとっておきの場所なのです◎

しまなみ海道へのアクセス

しまなみ海道のスタート地点は広島県尾道市と愛媛県今治市。

それぞれ起点へのアクセス情報をまずはチェックしましょう。

広島県尾道市へのアクセス

🚋JR広島駅から尾道へ
JR広島駅(新幹線こだま)⇒JR三原駅(JR山陽本線)⇒JR尾道駅
【時間:約50分・料金:2510円(現金優先)】
JR広島駅(JR山陽本線)⇒JR三原駅(JR山陽本線)⇒JR尾道駅
【時間:約1時間半・料金:1520円(現金優先)】

🛬広島空港から尾道へ
広島空港(中国バス・リムジンバス・三原駅前行)⇒JR三原駅(JR山陽本線)⇒JR尾道駅
【時間:約1時間15分・料金1080円(現金優先)】

愛媛県今治市へのアクセス

🚋JR松山駅から今治へ
JR松山駅(JR予讃線)⇒JR今治駅
【時間:約1時間20分・料金970円(現金優先)】
JR松山駅(JR特急しおかぜ)⇒JR 今治駅
【時間:約40分・料金1500円(現金優先)】

🛬松山空港から今治へ
松山空港(空港リムジンバスいよてつバス)
【時間:約20分・料金470円】
⇒JR松山駅(JR特急しおかぜ)
⇒JR 今治駅【時間:約40分・料金1500円(現金優先)】

松山空港(いずみ観光リムジンバス・予約制)⇒JR今治駅
【時間:約1時間半・料金2360円】※乗車前日17:00までに予約

レンタサイクルの利用方法

今度はしまなみ海道でレンタサイクルを利用する際にお勧めする2つの場所をご紹介します。

好みの方をぜひ選んで予約してみてください。

ジャイアントストア🚴…本格的なサイクリングを楽しみたい方。上級者にはおススメ。

★尾道と今治の双方に店舗あり。
★ロードバイクとクロスバイクのスポーツ系サイクルのみ。
★相互に返却可能。(店舗乗り捨ても可)
★少し値段が高い。

料金等は公式HPへ

しまなみ海道レンタサイクル🚴…初心者・上級者様々なレベルに対応。

★ロードバイクの取り扱いはないが、クロスバイク・小径スポーツ車・シティサイクル(ママチャリ)・タンデム自転車・電動アシスト自転車・子ども用自転車等車種が多様。
★公営のレンタサイクル。
★尾道―今治相互に貸し出し返却可能。
★返却が可能なレンタサイクルターミナルが13か所設置。

料金等は公式HPへ

サイクリングを楽しむ際の注意事項

黄色のトタン壁の前に白い自転車が置かれている。
参照:ODAN

サイクリングが初めての方もいらっしゃると思うので、出発前にサイクリングの基本的な心得をお伝えしておきます。

当たり前のことばかりかもしれませんが、前もって準備して余裕をもってサイクリングトリップを楽しんでくださいね👍

持ち物
・リュックやボディバッグなど両手が空くもの
・宿泊するのであれば簡単な着替え宿泊セット
・雨や急な温度差に供えたウィンドブレーカーなどの軽めのアウター
・飲み物
・日焼け止め
・サングラス
・キャップ
・貴重品カメラなど
・小腹が空いたときの簡単なお菓子

注意事項
・プランやルートをあらかじめきちんと決めておく
・水分補給は喉が渇く前に適宜
・無理せず自分のペースで走り、休憩をしっかり取る
・けがや事故に注意

自転車をフェリーに乗せていざ向島へ!

さぁ尾道からいよいよ最初の島「向島(むかいしま)」へ。

この向島へはフェリーでアクセスします🚢

サイクリングトリップじゃないの?!という突込みも聞こえてきそうですが、向島へはマイ自転車と共にフェリーへ乗り込み、向島からサイクリングスタートがベストルートなのでお許しくださいw

向島へのフェリー

フェリー船上の写真。
参照:ODAN

日本一短い船旅」と言われている尾道から向島へのフェリー。

料金は大人1名100円で、自転車1台10円。

合わせて110円という激安価格であっという間に(約5分)向島に到着します。(詳しくはこちら

早速向島で、おしゃれなチョコレートとカフェを楽しんじゃいましょう。

USHIO CHOCOLATLでこだわりのチョコレートを堪能

まずはおしゃれなパッケージがひときわ目を引くチョコレート専門店「 USHIO CHOCOLATL」へ。

2014年にオープンして以来SNSでも話題を呼び、カカオ豆と砂糖のみのシンプルなチョコレートはたくさんの人に愛されています。

“食べるチョコレートから感じるチョコレートへ”というコンセプトの下、世界中のカカオ農園を訪問し、カカオ豆の焙煎から製造・販売までを手掛けた本格派です。

この六角形の大きなチョコレートにはそれぞれのカカオ豆の魅力がふんだんに盛り込まれています。

フルーティーでシンプルなのに奥深い、チョコレート好きも納得の個性的なチョコレートたち。

パッケージは尾道在住の作家さんを中心に1種類につき一人の作家さんがデザインを手掛けているのも必見です。

パケ買いしたくなる可愛さ、こだわりの詰まったチョコレートはお土産にも喜ばれること間違いないですよ🍫

USHIO CHOCOLATL 尾道店

公式WEB:USHIO CHOCOLATL
住所  :広島県尾道市向島町立花2200
TEL  :0848-36-6408
営業時間:10:00~17:00
定休日 :火曜・水曜日

70cafeで海を眺めながらホッと一息

続いてはテイクアウト専門店のカフェ「70cafe」。

目の前は美しい海。

手造りの可愛らしいお店では、サイクリングを楽しむ人々にほっと一息つけるドリンクや軽食を提供しています。

夏にはフォトジェニックなだけじゃない本格的なかき氷。

冬にはホットサンドとあったかドリンク。

ぼーっと海を眺めながら、甘いもので癒されるのも粋なサイクリングトリップですよね☕

70cafe

公式WEB:70cafe
住所  :広島県尾道市向島町立花197-1
営業時間:11:00〜16:00(シーズンオフ ~15:00 )
定休日 :水曜・日曜・祝日 ※ 雨の日休み・臨時休業あり

絶景スポットが広がる「因島」

向島スイーツで癒されたら、因島大橋を横断してポルノグラフィティの出身地でもある「因島(いんのしま)」を訪れてみましょう。

絶景スポット満載の因島散策スタートです🚴

因島一の絶景スポット白滝山

白滝山から見下ろした町並み。青い海や緑が美しい。
3nanohanaさんによる写真ACからの写真

まず一つ目の絶景スポットは「白滝山」。

元々修験者の修行の場であった白滝山は標高226.9メートルで“因島一のビュースポット”としても挙げられています。

白滝山山頂に向かって参道に五百羅漢が並び、まるで別世界のような雰囲気です。

また本堂裏に建立されている「恋し岩」は、触れると恋が叶うという恋愛パワースポットとしても人気です💓

恋し岩の悲しい伝説

はるか昔、結婚の約束をしたとある男女がいた。ある時男が「立派な相撲取りになるために上京する。3年経ったら戻って来る。」と言って上京したが、男は約束の3年を過ぎても戻ってこなかった。女は忘れられたことを悲しみ、海に身を投げた。それを知った男が悲嘆にくれている時、身投げした女の化身が岩となって現れていることを知った。男は海からその岩を背負って白滝山山頂の観音堂まで運び、一生をかけて供養した。この岩が後に、「恋し岩」と呼ばれるようになった。

白滝山・五百羅漢

公式WEB:白滝山・五百羅漢
住所  :広島県尾道市因島重井町
観覧料 :無料

大浜埼灯台で海の歴史を感じる

晴天を背景にした白い大浜埼灯台の様子。
naoyuki1563さんによる写真ACからの写真

続いては1894年(明治27年)に建てられ、今も現役で海を照らす「大浜崎灯台」へ。

真っ白の外観は地中海の街並みを彷彿とさせ、灯台そのものがフォトジェニック。

また近くにある3つの白い建物は、航行する船舶の安全性を高めるために、対向する船の動向や潮流を知らせる信号所として設置された「旧大浜埼船舶通航潮流信号所」。

1954年にこの信号所の業務は停止しましたが、日本で唯一現存する木造信号所として風情を感じられ、瀬戸内海の海を一望できる絶景スポットとして親しまれています。

大浜崎灯台

公式WEB:大浜崎灯台
住所  :広島県尾道市因島大浜町36-2

酸味と甘みが絶妙のバランス はっさく大福

はっさく大福断面。
引用:はっさく屋 公式HP

因島発祥の果物「はっさく(八朔)」。

そんなはっさくの酸味と白餡のまろやかな甘さが絶妙なバランスのはっさく大福

モチ米をみかんの皮と一緒に蒸しているので香りも豊かで、爽やかな和菓子として老若男女問わず大変人気があります。

全て手作業で作られた大福を無料のコーヒーと共に楽しめる休憩所もあるので、因島スイーツで小休憩も良いですよね🍊

はっさく屋

公式WEB:はっさく屋
住所  :広島県尾道市因島大浜町246-1(因島大橋記念公園内)
TEL  :0848-36-6408
営業時間: 10:00~売り切れ次第終了
定休日 :月曜・火曜日

レモンの島「生口島」

因島を満喫したら、生口橋を渡っていざ「生口島(いくちじま)」へ。

レモンの島としても知られる生口島ではどんな景色が待っているのでしょうか。

レモン谷で柑橘系の爽やかな香りに包まれる

レモン谷。沢山のレモンが育っている様子。
Hiro1960さんによる写真ACからの写真

レモン」の生産量が日本一の生口島。

島の約50%が急傾斜になっているため日当りが良く、レモン栽培には絶好の気候に恵まれています。

この生口島で作られている瀬戸田のレモンは、皮まで食べられて香りも高くジューシーな正真正銘のメイドインジャパンレモンです。

レモン谷では、初夏にはレモンの花、夏から秋にかけては緑色の実、冬から春にかけては黄色く熟したレモンを見ることができ、柑橘系の爽やかな香りに心も体も癒されます🍋

レモン谷

住所:広島県尾道市瀬戸田町垂水
TEL:0845-27-0051
見学:自由
料金:無料

島全体がアートな空間 島ごと美術館

瀬戸田の黄色いアート作品。レモンをイメージしているようにも見える。
写真提供:広島県

生口島の各所には「島ごと美術館」という名のもとに著名な美術評論家から推薦をもらった作家たちによる野外彫刻が飾られています。

作家が自ら置く場所も選定し、その場所に合ったアートを実現しているので、世界に1つだけのアートオブジェたち。

サイクリングをしながら、自然に溶け込む美術作品鑑賞を楽しめるのも生口島の魅力です。

まるで海外のような雰囲気 未来心の丘

未来心(みらいしん)の丘。白い壁面がギリシャを彷彿とさせる。
くろすけさんによる写真ACからの写真

日本の「サントリーニ島(エーゲ海のキクラデス諸島南部に位置するギリシャ領の島)」と称されSNSでも話題の「未来心(みらいしん)の丘」。

この異国情緒溢れるアーティスティックな世界はなんと、『耕三寺」というお寺の敷地内にあるのです。

白い階段の上にはさみのような形をした環境彫刻がある。
ジューリさんによる写真ACからの写真

白いモニュメントの数々は、全てイタリア産の大理石を使用し広島出身でイタリアにアトリエを構える彫刻家「杭谷 一東(くえたに いっとう)」氏による「環境彫刻」。

真っ白な異世界に瀬戸内海の風が吹き込み、時間を忘れてしまうような不思議な感覚にとらわれます。

カフェも併設されているので、異国情緒を生口島で味わってみてください。

未来心の丘

公式WEB:未来心の丘
住所  :広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
TEL  :0845-27-0800
開館時間:9:00~17:00(最終入館は閉館の30分前まで)
休館日 :年中無休
入館料 :大人1400円・大学生・高校生1000円・中小学生以下無料(耕三寺境内・未来心の丘及び金剛館を見学可能)

生口島で知らない人はいないジェラテリア“ドルチェ”

オレンジと白色ダブルのジェラートを片手に持っている。
写真提供:広島県

生口島はレモンの島だけあって、レモンスイーツも盛りだくさん。

その中でもサイクリストに大人気なのがジェラート専門店「ドルチェ」。

ジェラートは地元で作られる素材を生かしたものから、季節ものも合わせて35種類以上。

せっかくなのでレモン味は必須で食べておきたいですよね🍦

ドルチェ 瀬戸田本店

公式WEB:ドルチェ 瀬戸田本店
住所  :広島県尾道市瀬戸田町林20-8
TEL  :0845-26-4046
営業時間:10:00~17:00
定休日 :年中無休

神の島「大三島」

生口島の次は多々羅大橋を渡っていよいよ愛媛県今治市の「大三島」へ。

大山祇神社がある「神の島」として知られるこの島で歴史を探索してみましょう。

大山祇神社

大山祇神社の様子。
Takacchiさんによる写真ACからの写真

まずは一度は訪れておきたい場所。

大三島、そしてしまなみ海道一帯を代表する神社「大山祇神社」へ。

創建の歴史ははるか昔、神話の時代。

神武天皇の東征に先駆けて芸予海峡の要衝である御島(みしま=大三)を神地として鎮祭した、とも伝わる西日本屈指の古社です。

大山祇神社の大楠の木。
Takacchiさんによる写真ACからの写真

境内には樹齢約2,600年の神木である大楠が鎮座し、四国随一のパワースポットとしても知られていて、“3年続けてお参りすると、一生に一度の願いをどんな願いでも叶えてくれる”という大山祇神社の言い伝えは古くから人々に受け継がれているようです。

かつては初代内閣総理大事伊藤博文を始め、数々の著名人も訪れる由緒正しき神社へぜひ足を運んでみてください。

大山祇神社

公式WEB:大山祇神
住所  :大山祇神社
TEL  :0897-82-0032

大漁の海鮮丼で瀬戸内海を味わう

いくらとウニがたっぷりのった美味しそうな海鮮丼。
あ、おますさんによる写真ACからの写真

お昼にコスパ抜群の海鮮丼はいかがでしょうか。

大山祇神社の正面に位置するお食事処「大漁」は、常に行列必至のお店で、平日でも午前中から店頭の予約表はびっしり埋まっています。

それもそのはず、ボリューム満点の海鮮丼の数々はコスパ抜群。

魚のお惣菜も豊富で、サイクリングトリップで消耗した体力も一気に回復すること間違いなしです🐟

大漁

公式WEB:大漁
住所  : 愛媛県今治市大三島町宮浦5507-1
TEL  :0897-82-1725

柑橘系好きには堪らないリモーネで爽やかなお土産を

レモンとその断面の写真。
参照:ODAN

レモンをはじめとする柑橘系がお好きな方にお勧めしたいのが自家製レモンリキュールと雑貨のお店「大三島リモーネ」。

「無農薬栽培した柑橘でお酒造りがしたい」という想いで脱サラして東京から大三島へ 有機・無農薬柑橘栽培に取り組み、夫婦二人三脚でおしゃれなリキュールや柑橘系ジュース、スイーツなどを販売しています。

センスあふれる商品の数々は、お料理好きな人もついつい揃えたくなってしまうラインナップ。

ぜひこだわりの柑橘アイテムをお土産に、ご家庭でも爽やかな風味を味わってみてください。

大三島リモーネ

公式WEB:大三島リモーネ
住所  :愛媛県今治市上浦町瀬戸2342
TEL  :0897-87-2131
営業時間:11:00~17:00
定休日 :火曜・金曜日(祝日の場合は営業)臨時休業あり

伯方の塩でおなじみ「伯方島」

島めぐりも終盤に近付いてきました。

続いては「は・か・た・の・しお!」でも知られる「伯方島(はかたじま)」へ進んでいきましょう。

頂上展望台「船折瀬戸」で黄昏る

船折瀬戸の美しい様子。
KI-TSUさんによる写真ACからの写真

「船折瀬戸」は鵜島との間に挟まれた幅300mの水道で、船も折れるほどの潮流が川のように流れていることが名の由来となっています。

白い灯台が目印の「鶏小島」には古墳遺跡があり、水軍の出城があった島としても知られています。

観潮台からは美しい船折瀬戸が一望できるので、往来する船や水面に移る陽の光が幻想的な風景は必見です。

船折瀬戸観潮台

住所:愛媛県今治市伯方町有津甲1979
TEL:0897-72-1500(今治市役所 伯方支所 住民サービス課)

Patisserie T’s Cafe 玉屋で極上スイーツを

イチゴやブドウ、メロンやラズベリーが入ったパフェ。

引用:Patisserie T’s Cafe 玉屋 ブログより

伯方島で本格的なスイーツを楽しめるのが「Patisserie T’s Cafe 玉屋」。

残念ながら公式HPやSNSがないので、スイーツの数々の素晴らしさを写真でお伝え出来ないのが心苦しいのですが、まるで宝石箱のようにキラキラ輝くケーキやパフェはフォトジェニックな上に味も上品で疲れた体に染みわたる優しい甘さです。

一つ一つパティシエの方が心を込め、芸術的センスが凝縮された極上スイーツを堪能しながら、ティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Patisserie T’s Cafe 玉屋

公式WEB:Patisserie T’s Cafe 玉屋
住所  :愛媛県今治市伯方町有津甲2328
TEL  :0897-72-0343
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
定休日 :日曜日

歴史深い「大島」

しまなみ海道の島めぐりのラストを飾る「大島(おおしま)」。

中世に瀬戸内海を舞台として縦横に活躍した村上水軍(能島村上水)が本拠をおき、水軍遺跡や言い伝えも多数あるこの島でサイクリングトリップのクライマックスを迎えましょう。

村上水軍博物館で戦国ロマンを体感

村上水軍博物館。まるでお城のよう。
写真提供:愛媛県

まずは14世紀中頃から瀬戸内海で活躍した村上海賊(村上水軍)の史実に基づいた数々の貴重な展示や鎧・小袖の着付け体験など、大人から子どもまで戦国時代を体感できる日本にただ一つの水軍博物館「村上水軍博物館」へ。

国内の軍事・政治や海運の動向をも左右した彼らは、日本を訪れた宣教師ルイス・フロイスにも‟日本最大の海賊“と称されていました。

歴史に関心がなかった人でもこの博物館を見学すれば、「海賊」と呼ばれた人々が必ずしもマイナスイメージで語られなかった時代が存在したことを知り、戦国ロマンに引き込まれること間違いないでしょう。

村上水軍博物館

公式WEB:村上水軍博物館
住所  :愛媛県今治市宮窪町宮窪1285番地
TEL  :0897-74-1065
開館時間:9:00~17:00
休館日 :毎週月曜日(祝日の場合は原則翌日振替)・12月29日~1月3日
観覧料 :一般:310円・学生:160円

天然酵母パンPaysanのパンでほっこり

『Paysan』の色んなパンが隙間もないほど沢山置かれている様子。

引用:Paysan 公式Facebook

続いてはこのパンを食べるために大島に行く!という人もいるくらい知る人ぞ知る石窯・天然酵母手ごねパンのお店「Paysan」。

Paysan(ペイザン)とはフランス語で農夫・農民という意味で、およそ15年前に一家4人で田舎暮らしをスタートさせた店主の方が自給自足をしながら築き上げた温かみをお店の名前にも感じられます。

無添加・有機栽培(オーガニック)にこだわり、手造りのレンガ釜で焼き上げたパンをぜひ一度味わってみてくださいね。

Paysan

公式WEB:Paysan
住所  :愛媛県今治市吉海町本庄477
TEL  :0897-84-4016
営業時間:11:00~17:00
営業日 :毎週金~日曜日(パン販売は金と日)

海を眺めながら至極のひと時を結乃屋MITSUBACHIで

『結乃屋MITSUBACHI』刺身などの料理がテーブルに置かれている。

引用:結乃屋MITSUBACHI 公式Facebook

最後にご紹介するのは海を眺めながらゆったりと過ごすことができる民宿&CAFE「結乃屋MITSUBACHI」。

築20年の和の心地よい空間で寛げる民宿は、全室オーシャンビュー。

新鮮な海鮮がメインとなった食事もボリューム満点で、旅の疲れを癒してくれます。

『結乃屋MITSUBACHI』の色んな種類のケーキが円状に皿上に並んでいる様子。

引用:結乃屋MITSUBACHI 公式Facebook

もちろんカフェとしての利用も可能です。

お野菜たっぷりのランチやスイーツにフレーバーティーなどを楽しめます。

上記の写真のようなおしゃれなcake & drink のセットメニューも絶賛考案中のようなので、是非フォトジェニックだけどどこか懐かしいそんな雰囲気を思う存分楽しんでください。

結乃屋MITSUBACHI

公式WEB:結乃屋MITSUBACH
住所  :愛媛県今治市吉海町南浦825
TEL  :0897-72-8345
営業時間:11:00~15:00
定休日 :【カフェ】日曜日・月曜日・火曜日  【宿泊】日曜日
駐車場 :あり

島によって様々な特徴があるしまなみ海道

しまなみ海道。美しい来島大橋の様子。
ジョーナカさんによる写真ACからの写真

尾道から始まるサイクリングトリップで、瀬戸内の自然美と観光スポットの魅力を満喫しましょう🚴‍♀️

絶景の白滝山や大浜埼灯台、香り溢れるレモン谷など、一つ一つの島が独自の魅力を持っています。

途中で出会うフォトジェニックなグルメや風景は、心とカメラに鮮烈な印象を残します。そして、心地よい風とともに自由にペダルを漕ぎ、心身ともにリフレッシュしましょう。

しまなみ海道島めぐりは、一生の思い出となる特別な冒険です。

今こそ、新たな旅の始まりに出発しましょう🏝

執筆:Honami

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