母娘で行く!プチ贅沢のんびり旅㏌熱海

海を背景にテーブルが置かれ、伏せられたワイングラスとカトラリーが二つずつ用意されている。

温泉地として有名な熱海では、温泉以外にも美しい景色や癒しの花の楽園、近くのリゾート地「初島」など魅力的な観光スポットが多く点在します。

この記事では筆者の母親の誕生日旅行を通じて、熱海での特別な体験をご紹介いたします。

エステ付きの宿で贅沢な時間を過ごしながら、熱海の魅力を存分に堪能する旅へ出かけましょう。

かつて熱海は、新婚旅行や慰安旅行の目的地として名高かった

「熱海」の名は、尾崎紅葉による明治時代の代表的な小説「金色夜叉」の舞台として使用されたことがきっかけとなり、世に広く知られることになったと言われています。

人気観光スポット「貫一お宮の像」は、小説の中で主人公の間貫一が許嫁であった宮の裏切りに怒り、足蹴にして立ち去るという有名なシーンを表しています。

貫一お宮の像の様子。
貫一お宮の像

熱海市では2022年東京オリンピックを見据え、作品の内容を知らない人が銅像を見て女性蔑視との誤解を生むことの無いよう、

日本語と英語で「物語を忠実に再現したもので、決して暴力を肯定したり助長するものではありません」という注釈が書かれたプレートを設置しました。

貫一お宮の像

住所  :静岡県熱海市東海岸町(国道135号 下り車線沿い)
電話番号:0557-86-6218  (熱海市公園緑地課)
駐車場 :隣接市営東駐車場250台・市営P駐車料金→30分100円
アクセス:JR熱海駅より徒歩約15分
     JR熱海駅より熱海港方面行きバスにて約5分→お宮の松下車


昭和になると東海道新幹線の開通により、特急「こだま」は東京~熱海間を58分で結び、さらに翌40年のスピードアップで55分に短縮されました。

海と山が共存する熱海は”身近に行けるリゾート温泉地”として慰安旅行や新婚旅行先に選ぶ人が多く、宿泊施設や飲食店で大いに賑わいました。

今では若者にも人気の温泉地へと進化

女性二人が温泉に浸かってくつろいでいる様子。

高度経済成長時代の1960年代半ばには観光需要のピークを迎えていた熱海ですが、バブル崩壊後の1991年以降は宿泊客数が激減するなど危機的な状況に陥ります。

しかしそこから熱海市が街の復興と観光需要回復に向けた取り組みを強化したことで、2012年から宿泊客数は奇跡のV字回復を遂げ、

最近では若者の観光客が多く訪れるようになるなど再び観光地として注目され、成長を続けています。

その背景には様々な要因が考えられますが、筆者的キーポイントは下記の3つと考えます。

①ロケ地として使われることが増えた
熱海市ホームページ内に、バラエティ番組のロケを積極的に支援する”ADさん、いらっしゃい”というコンテンツを設置し、担当職員の山田 久貴 (ひさたか) さんが1人で24時間365日体制でテレビや映画のロケのサポートする企画を開始。

山田さんの神対応によりメディアでの露出が飛躍的に増え、実際に番組を見た人が訪れるという好循環が生まれた。
また、都内からアクセスしやすい場所にあるため、足を運びやすいのも魅力の1つ。

②お金をかけないで楽しめる場所が増えた
無料で入れる足湯スポットが出来たり(コロナ禍では休止している所もあるため、事前に調べてから行くのがよい)、

熱海城の入場料を払うと時間制限なく地下1階のゲームコーナーが無料になる等リーズナブルに楽しめる工夫を街中の至る所で行われている。

③写真映えする食べ物や建物がうまれた
SNSが普及する現代では若者がインスタグラムやツイッターなどで発信・拡散することにより、より多くの人に認知されるようになった。

また、市内の至る所で無料Wi-Fiを完備しているのも魅力的なポイントの1つ。

昔は団体旅行として、現在は個人旅行として、時代に即したニーズの変化にうまく順応したことで、再び活性化することに成功し「熱海の奇跡」と呼ばれるほど観光の活気を取り戻しました。

テレビやSNS等の露出が増え、昔の熱海のイメージを知らない若者が「行ってみたい!」と関心を寄せるようになったことも現在の熱海という街造りに一役買っているのではないでしょうか。

海を背景に灯台に明かりが灯り、その隣で気球が三つ浮かんでいる写真。

熱海で新鮮な海鮮丼を楽しむなら「おさかな食堂」がおすすめ

魚がたくさん氷漬けになっている様子。

平日でも多くの人が訪れるという大人気店の熱海銀座おさかな食堂さん。

こちらのお店では整理券を受け取り、呼び出しメールの設定を行なって、呼び出されたらお店の前に並ぶというスタイルを取っています。

整理券を受け取った後は近くの海までお散歩して時間つぶし。都内では歩いて行ける距離に海がないのでなんだか新鮮な気分です。

散歩の途中にフルーツサンド屋さんやおしゃれなカフェを発見しましたが、今回は時間がなかったので次回来た際には覗いてみようと思います☺

店内には迫力のある生け簀があり、多くのお客さんで熱気に溢れていました。
鮮度抜群な魚介を使っているためどのメニューも美味しそう…と迷いまくりの著者。。

『熱海銀座おさかな食堂』の新鮮な海鮮丼。さまざまな種類の魚がてんこ盛りになっている。
手前が海鮮てっぺん小丼 (1,738円) 奥が熱海のタカラ海鮮(1,958円)

結局筆者は手前を、母は奥のものを注文。

メニューは海鮮丼だけでなく、定食や単品、お味噌汁等の汁物を追加することも出来ます。

お醤油を付けなくてもぷりぷりで新鮮な魚のうま味が口いっぱいに広がり、とても美味しかったです。ごちそうさまでした!!

熱海銀座おさかな食堂

公式WEB:熱海銀座おさかな食堂
住所  : 静岡県熱海市銀座町8ー8
電話番号: 0557-82-3715
営業時間:ランチ 11:00~15:00 ( L.O. 14:00 )/ 酒場 17:00~21:00 (食事 L.O. 20:00/飲み物 L.O. 20:30)
定休日 :第3水曜日、9月7日・14日・28日
アクセス: JR 熱海駅より徒歩14分

自然の地形を生かした13のテーマ別ガーデンが映える

可愛らしい紅色の花の写真。

20万坪の広大な丘陵地にある、個性豊かな13のテーマガーデンから構成されるACAO FOREST

600種4000株のバラ・四季折々の花々・ハーブなどがテーマガーデンごとに植えてあり、場所によって雰囲気がガラッと変わります。

来園していた年齢層は幅広く、お子さんからご年配の方まで見受けられました。
初めて訪れた方はきっと緻密に造りだされた空間に驚くことでしょう!

ACAO FORESTの広々としたハーブガーデン。中央に噴水があり、周囲は草花でいっぱい。
ハーブガーデン

ACAO FORESTにあるガーデンは他とは比べ物にならないほど配置が計算し尽くされていて花の種類も豊富です。

忙しない(せわしない)日々の中ではゆっくりと花や植物を見ることは難しいですが、旅行に来ている時くらいは何も考えず癒される時間があってもいいではないかと思います。

敷地内には様々なインスタ映えスポットが点在していて、こちらの空飛ぶブランコは園内で1番人気なのだとか!

ブランコを漕ぐとまるで美しい相模湾に身を放り出されるようなスリル感を味わえます。

ブランコは1台しかない上に1人当たりの時間制限がないので、旅行プランに余裕のある時に写真を収めるのがおすすめです✨

園内に設置された空中ブランコに女性が乗っている様子。

こちらは相模湾を見渡しながらフォトジェニックな写真が撮れるフレームハウスです。
海の青とフレームハウスの白の色合いがなんともマッチしていて美しい。。

フレームハウスの向かいにはカメラを設置する台もあるので、タイマーで写真を撮るのもおすすめです!

友人や恋人と向かい合って撮ったり、海側を見てみたり、、様々なパターンで「映える写真」を撮ってみてください♪

フレームハウスに女性が座り、海の方を眺めている様子。

園内にあるCOEDA HOUSE(カフェ)も見どころの1つです。

こちらは日本を代表する建築家 隈研吾氏 が手掛けたカフェで、全面ガラスで覆われ、木を重ね合わせたような特徴的な建物は遠くから見てもパッと目を引きます。

飲み物や軽食の販売もありますので天気が良い日にはテラスで休憩するのがオススメです!

『COEDA HOUSE』で頂ける赤い色をした二層のドリンク。
(左)ローズヒップ・オレンジ \550 (右)ローズヒップ・カルピス \520

海を見下ろす丘陵地に存在するため、冬は風が冷たくなると思います。
しっかりと防寒して楽しんできてくださいね!

ACAO FOREST

公式WEB:ACAO FOREST
住所  :静岡県熱海市上多賀1027-8
電話番号: 0557-82-1221
営業時間:9:00~17:00(最終入園16:00)
入場料 :大人 2,000円 / 小人 1,000円  団体(15名以上)大人 1,800円 / 小人 900円
定休日 :火曜日、荒天時は臨時休園する可能性もあります
駐車場 :100台/有料
アクセス:東海バス 6番線 網代行き乗車、「アカオ フォレスト」で下車
乗車時間約15分、290円 熱海市内ラウンドバス:「湯~遊~バス」800円

熱海から30分で行けるリゾート地『初島』

初島へ向かう船上の写真。すぐ隣をカモメが飛んでいる。

美しい花々にすっかり癒された後は熱海から高速船で30分のリゾートアイランド初島へ行きました。

初めて船に乗ったのですが、海風の心地良さと外の景色に終始興奮しっぱなし!

心配していた船酔いは一切なく、目的地に着くまでも楽しい時間を過ごせました。

そして画像からもお分かりの通り、船周辺にはカモメが飛んでいます。
時には船内に入ってくる迷子カモメもいるのでご注意くださいね。笑

初島の入り口の様子。「ようこそ初島へ」の文字も。

そうこうしているうちに30分のクルーズはあっという間に終わり、目的地の初島に上陸です🏝
初島は周囲4㎞と小さな島で約40分ほどで1周することが出来ます。

PIKA初島にはカフェやグランピング施設、温泉など様々な観光スポットが存在しているので1日居ても足りないくらいです。

今回訪れたのはPIKA初島内にあるアジアンガーデンR-Asia

『アジアンガーデンR-asia』で女性がハンモックに腰掛けて一息ついている様子。

緑とオレンジで統一された空間はまさにリゾートという言葉がピッタリ当てはまりますよね!

写真にも映っているようにハンモックがいくつか置いてあり、自由に座ることが出来ます。
また、海を一望できるブランコも人気です✨インスタ映えもバッチリです!

施設内には併設のレストランやENAK(レストラン)のテイクアウトが可能なので、ハンモックに揺られながらお食事をお楽しみください。

アジアンガーデンR-Asia

公式WEB:PIKA初島
住所  :静岡県熱海市初島
営業時間:9:00~16:00 (季節により変動有)
入場料 :大人(中学生以上)950円 小人(3歳~小学生)550円
定休日 :木曜日(年末年始・GW・7月~9月中旬は無休)
アクセス:定期船で30分 大人往復 ¥2,640 子ども往復 ¥1,320

ビーフシチューが絶品!昭和の趣を感じる洋食店

『スコット』の店内。テーブルの上にはワイングラスやコップ、カトラリーが並ぶ。

地元の人がオススメする洋食レストラン スコットは昭和の文豪たちにも愛された老舗洋食店です。

1946年と終戦後まもなくして創業した当初はこれといったメニューはなく、当日手に入った食材を調理してお客さんに振舞っていたそうです。

そして2代目が改良を重ねて現在のデミグラスソースを完成させ、3代目となった今でもスコットのポリシーを守りながら多くの人に長く愛される洋食店を続けています。

包丁で玉葱を切っている手元をクローズアップした写真。

地元の人おすすめメニューは、先ほど紹介したデミグラスソースを使用したビーフシチュー(¥3,630)と、濃厚でとろけるカニのクレープ包みコロッケ(¥2,200)です🍽

味付けは濃すぎず、薄すぎず絶妙なバランスで何度も通い詰めたくなるほど美味しさ。

お値段は少々お高めなので、特別な日やご褒美の日にぜひ。
昭和レトロを感じさせる趣深い店内です。

レストラン スコット

公式WEB:レストラン スコット
住所  :静岡県熱海市渚町10-13
電話番号: 0557-81-9493
営業時間:ランチ 12:00~13:30(CLOSE 15:00)/ディナー 17:00~19:00(CLOSE 20:30)
定休日 :HP参照
アクセス: バスにて10分銀座バス停下車、熱海駅よりタクシーにて5分

エステ付きプランが選べる「熱海後楽園ホテル」で至福のリラックスタイム

今回の宿は熱海後楽園ホテル 新館AQUA SQUARE

オーシャンビュールームのエステ付きプレミアムプランを予約しました。
窓からは相模灘を一望できる開放感のある造りとなっています。

館内にはレストラン・カフェ・バーラウンジ・エステティックサロン・売店など、タワー館と新館が繋がっているのでかなり広く、1日居ても全ては見きれないほど施設が充実していました。

お目当てのエステはというと...

うつ伏せになりエステを受ける女性の様子。

<<最高すぎて熟睡してしまいました>>

ほぼ記憶がないのが惜しいですが、それくらい心身ともにリフレッシュできました♪

施術後に母と合流すると「最高だった!」と、満足そうでした!たまには身体を労わってあげるのも大事ですよね♡

朝食は海の見えるレストランで和食・洋食を取り揃えたブッフェを。

熱海後楽園ホテルのバイキング朝食の写真。

種類豊富なメニューに朝からテンションが上がります!

季節や仕入れによって並ぶ料理が変わるそうで、何度訪れても食事のメニューが重ならないというのは嬉しいですね☺

朝食後は時間が余ったので売店でお土産を購入して今回の旅はここで終了。

熱海後楽園ホテル

公式WEB  :熱海後楽園ホテル
住所    :静岡県熱海市和田浜南町10-1
電話番号  :0557-81-0041(予約センター)
利用宿泊時間:タワー館→チェックイン14:00、チェックアウト11:00、
       AQUA SQUARE→チェックイン15:00、チェックアウト10:00
アクセス  :JR熱海駅より熱海後楽園行10分、西湘バイパス石橋ICより約25分

老舗の干物屋さんからおしゃれカフェまで 新旧の融合が魅力の熱海

快晴下の海の写真。

海と山に囲まれた地形の類似性から『東洋のモナコ』とも称される熱海は都内近郊ということもあり、日々多くの観光客で賑わっています。

過去には団体旅行や新婚旅行としての人気を確立させ、今でも昔なつかしいスポットが多く存在していることでも有名です。

また、食べ歩きやカフェなど若者向けのスポットが誕生したことで誰と来ても楽しめる街へと変化を遂げました。

まさに熱海は親子で過ごす場所にぴったりなのです。
ゆったりと流れる時間を感じながら、母娘水入らずの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

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