高知県安芸市のおすすめ観光情報!自然と歴史を満喫できる人気スポット

高知県の東部にある安芸市は、高知市から40キロメートル東に位置し、太平洋に面する美しいまち。温暖な気候を生かした農産物や、土佐湾の新鮮な海の幸で知られており、陶芸や書道のような伝統文化が盛んです。

また安芸市には、三菱財閥の創業者、岩崎彌太郎の生家や、明治時代の「野良時計」、そして国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された武家屋敷群が見られ、多言語観光情報サイト『Guidoor』には、これらの歴史的な場所や、海食洞「伊尾木洞」などを紹介しています。

この記事では、安芸市の自然や歴史、伝統文化と共に、多言語観光情報サイト『Guidoor』掲載している安芸市のおすすめ観光情報をご紹介します。

「高知県安芸市」豊かな自然環境と歴史・伝統文化のかおるまち!

土佐湾と四国山地、ダイナミックな自然環境に恵まれた安芸市。青い海近くの平野に、まちが広がっています。
高知県安芸市

眼前には青い土佐湾、背後には豊かな森林の広がる四国山地と、たいへん自然環境に恵まれた安芸市。全国有数の「施設園芸」のまちといわれ、冬春ナス(生産量日本一)や柚子などの特産品がよく知られています。

施設園芸とは、ビニールハウスやガラスハウスなどの施設を活用した栽培技術のことで、温暖な気候と豊かな日照に恵まれていることから、この地域で栄えました。

また、海の幸も安芸市の魅力の一つです。土佐湾で水揚げされたチリメンジャコも逸品とされ、県外からも新鮮な海の幸を求めて沢山の方が訪れています。

全国に先駆けて取り組む環境保全型農業

安芸市は、先進的な「環境保全型農業」にも力を入れています。環境保全型農業とは、農業活動をおこなう際に環境に配慮し、その負荷を減らすことを目標とした持続可能な農法のことです。

具体的な取り組みとして、化学合成農薬だけにたよらない病害虫防除を実施しています。農作物の品質に問題になる害虫を捕食する天敵昆虫を利用することで、化学合成農薬の使用を減らし環境への負担を軽減しています。

陶芸・書道で美の世界を堪能

陶芸や書道が盛んで、「内原野焼」の体験施設や全国で初めてという書道専門の公立美術館「安芸市立書道美術館」があり、ゆったりと美と創造の世界を堪能することができます。

内原野焼の体験施設「内原野陶芸館」

内原野陶芸館。ろくろを回して器を作っています。
内原野陶芸館

内原野陶芸館では実際に陶器づくりを体験できます。(予約優先)

内原野焼は、日常に溶け込む素朴な美しさが特徴で、温かみと自然な風合いが感じられる生活を彩る器です。

安芸市立書道美術館

安芸市立書道美術館。正面、左右に書が展示されています。赤色のジュータンが敷かれており、ベージュの椅子が中央、縦に並べられいます。
安芸市立書道美術館

ここは日本で初めてという安芸市の書道専門の公立美術館です。館内には安芸市出身の書家をはじめ、日本書壇を代表する書家の作品を常設展示しています。

歴史と伝統文化の街をローカル鉄道でゆっくり巡る

安芸市には歴史と伝統文化に根差した、まちのたたずまいが今も残されています。

市内には三菱財閥を創立した岩崎彌太郎の生家や、明治時代の手作りの時計である「野良時計」、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された土居廓中(どいかちゅう)の武家屋敷群など見所が沢山あります。

また、安芸市はプロ野球、阪神タイガースのキャンプ地のまちとしても知られています。

ゆっくりと市内をめぐり、ローカル鉄道の「ごめん・なはり線」に乗って沿線の景観を眺めてみると、大地・海と融合した安芸市の暮らしとまちの人々の創造のエネルギーを感じ取ることができるかもしれません。

『Guidoor』高知県安芸市ページはこちら

安芸市の市章は、ひらがなの「あ」とカタカナの「キ」の字体を合わせ、翼は飛躍発展を、円は円満平和を表してデザインされています。
面積317.21平方キロメートル

多言語観光情報サイト『Guidoor』高知県安芸市のおすすめ&人気観光地

高知県安芸市の『Guidoor』掲載のおすすめ観光スポットページには、三菱グループの礎を築いた岩崎彌太郎の生まれた家「岩崎彌太郎生家」や、海食洞といわれる洞窟「伊尾木洞(いおきどう)」、安芸市のシンボル的な存在である「野良時計」などが紹介されています。

「岩崎彌太郎生家」三菱グループの創設者が生まれた家

岩崎彌太郎の生家。建坪約30坪の茅葺きの平屋建て。左側に石碑が見えます。
岩崎彌太郎の生家

安芸市の郊外に建つ 岩崎彌太郎生家は、建坪が約30坪、茅葺きの平屋建てです。

この家で彌太郎と弟の彌之助、そして彌太郎の長男である久彌が生まれました。3人が産声をあげたのは、奥の東側の四畳半の部屋ということです。

母屋や蔵など7点が国の登録有形文化財に登録されています。

波によって浸食された海食洞「伊尾木洞」

波により浸食された海食洞。天然記念物に指定された緑のシダ群落が見えます。
伊尾木洞のシダ植物

伊尾木洞は、海底に堆積した約300万年前の地層が隆起し、波によって浸食された海食洞です。全長は約40mほど。

洞窟を抜けると両サイドが切り立った崖となっており、40種類以上のシダ植物がみられます。これほど多くの種類のシダ植物が1ヶ所に繁茂するのはたいへん珍しく、伊尾木洞のシダ植物のすべてが国の天然記念物に指定されています。

安芸市のシンボル的な存在「野良時計」

手前にヒマワリ畑、奥に安芸市のシンボル的な存在の野良時計 が見えます。白壁、瓦屋根住宅の、中央3階部分に時計が設置されています。
野良時計

田園の中の一般住宅に設置されているのが野良時計です。明治20年頃、地主であった畠中源馬氏が、西欧の時計を学んで自ら製作したものといわれています。

その名の通り、農作業をしていても時間を確認することができる、有り難い時計であったようです。

野良時計は高知県で最初に国の登録有形文化財に登録されています。

「土居廓中(どいかちゅう)・武家屋敷」鎌倉時代からの町割り、江戸末期から昭和戦前期の建物が残されている地区

土居廓中・武家屋敷。瓦屋根で、白壁で下の部分は板になっている昔ながらの作りの屋敷。扉の左右に、屋敷の説明書きの看板が立てられ、入り口が解放されています。
土居廓中・武家屋敷

鎌倉時代に形成された安芸城を中心とする町割り、そして江戸末期から昭和戦前期にかけての建物がそのまま残されている土居廓中・武家屋敷

狭い通りに生垣や塀などが連なる武家地特有の歴史的景観がみられます。

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

高知県安芸市観光マップ

高知県安芸市は自然と伝統文化や歴史的スポットが満喫

自然と歴史を満喫できる安芸市。温暖な気候と豊かな海の幸に恵まれ、その気候を生かした施設園芸や土佐湾でとれた海産物など、多くの魅力に溢れています。

また安芸市は、陶芸や書道のような伝統文化も盛んです。ゆっくりと美の世界に浸るのもよし、歴史的な場所や自然が織り成す美しいスポットを楽しむのもよいでしょう。

多言語観光情報サイト『Guidoor』では、そんな安芸市のおすすめ&人気の観光情報を多言語でご紹介しています。ぜひご覧ください。

高知県安芸市のおすすめ&人気観光情報『Guidoor』こちら

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