【秋田】横手にメルヘンな冬旅へ行こう

横手のかまくらの写真

皆さんは雪にどんな印象を抱いていますか?
珍しくロマンティックなもの?それとも積雪・雪かきでうんざりですか?

本記事ではどんな方でもメルヘンな気分になれる町・秋田県横手市の観光スポットをご紹介します。

そもそも秋田県横手市って?

秋田県県東南部に位置する県東南部の中心都市です。

伝統行事「かまくら」やB級グルメ「横手焼きそば」などで名前を耳にしたことがあるかもしれませんね。

横手へのアクセス

①新幹線🚄こまち利用
[こまち]⇒JR大曲駅⇒[JR奥羽本線]⇒JR横手駅

②新幹線🚄やまびこ利用
[やまびこ]⇒JR北上駅⇒[JR北上線]⇒JR横手駅

③新幹線🚄つばさ利用
[つばさ]⇒JR新庄駅⇒[JR奥羽本線]⇒JR横手駅

横手でメルヘンな「かまくら」を見よう!

水神様が祀られたかまくらの写真

提供:秋田県観光連盟

冬に横手に行くとなれば絶対に見たいのが「かまくら」です。

かまくらの基礎知識

「かまくらって聞いたことあるけど詳しく知らない」
多くの方はそうでしょうか。
本項目では基礎知識として、かまくらの歴史と発祥、名前の由来、作り方をご紹介します。

かまくらの歴史と発祥

横手のかまくらの写真

提供:秋田県観光連盟

横手のかまくらは450年以上の歴史があるとされており、もともとは3つの流れがあったとされています。

①藩政時代、災難を除き子供の無事成長を鎌倉大明神に祈った、武家による左義長(さぎちょう・宮中や公家が行う小正月の悪魔払い行事や火祭りのこと)としてのかまくら。

②町内の井戸のそばに雪穴を作って水神様を祀り、良い水に恵まれるようにと祈る商家によるかまくら。

③積もった雪に穴をあけその中に入って遊ぶ、当時の子供たちの雪遊びとしてのかまくら。

これらが変遷を経て合体し、現在は子供たちがかまくらの中でおもてなしをする水神様を祀る行事になっています。

かまくらの名前の由来

釜がのったかまどの写真

イメージ画像:写真AC

「かまくら」という名前はどこから来たのでしょうか。
こちらも複数の説が存在します。

①「かまど」の形と似ているからという説
かまくらの原型はかまど型でした。この中で正月用のしめ飾りなどを焼いたことからも「かまど」を語源とする説があります。

②鎌倉大明神を祀ったからという説
古くは鎌倉大明神を祀ったとされているため、「鎌倉」を語源とする説があります。

③「神座」から変化してかまくらになったという説
かまくらの内部は神様の御座所、つまり神座であることから「神座(カミクラ)」が「かまくら」に変化したという説。

かまくらの作り方

積雪にささるシャベルの写真

イメージ画像:写真AC

かまくらが現在の形になったのは昭和34年。
「モデルかまくら」が存在し、現在は次のように作られています。

雪を積み上げる
かまくらの大きさを印す円を書き、その中に雪を積んでいく。
踏み固めながら頑丈に積み重ね、高さ3mほどにします。

穴掘り
正面入口部分に縦1.3m、横0.7mとなるよう印をつけ、そこから掘り始めます。
内部を掘り上げて壁の厚さを50cmほどにします。

仕上げ
内側と外側の壁を滑らかにまるく仕上げます。
最後に内部の正面に神棚を作って完成。

「横手の雪まつり」でかまくらを堪能する

いよいよ「かまくらはどこで見られるのか?」にお答えします。
かまくらは現在「横手の雪まつり」の一部として毎年2月15日頃(2020年は2月15日、16日)に開催されます。

かまくらは夜に見るのが特に幻想的で美しいため、イベントや開場が夜に設定されている会場も多くあります。
下記に「横手の雪まつり」での見所や内容、基本情報をご紹介します。

「450年の伝統・かまくら」

横手のかまくらの写真

提供:秋田県観光連盟

横手の雪まつりのメインイベント。
市内に80基ほどできるかまくらの中から子どもたちをはじめとする地元の皆さんが「入ってたんせ(かまくらに入ってください)」と声をかけてくれます。
中に入って水神様に家内安全・商売繁盛・五穀豊穣などを祈願・お賽銭し、おもてなしの甘酒やお餅をいただきましょう。

【時間】
18:00~21:00
【会場①】
・横手市役所本庁舎前道路公園(秋田県横手市中央町8)
・羽黒町通り(秋田県横手市羽黒町10−38)
・二葉町通り (秋田県横手市二葉町6)
※上記3会場を巡回する巡回バスあり
【会場②】
よこてイーストにぎわいひろば(横手駅前・秋田県横手市駅前町1−10)
【会場③】
民家苑木戸五郎兵衛村 (秋田県横手市雄物川町沼館高畑336)
【会場④】
他市内一円

「ミニかまくら」の見学と作成体験

ミニかまくらの写真

提供:秋田県観光連盟

ろうそくが灯るミニかまくらが市内一体に作られ、幻想的な風景を楽しめます。
また「ミニかまくら作り体験」も可能です。

「ミニかまくら」
【時間】
18:00~21:00
【会場】
①蛇の埼川原(秋田県横手市蛇の崎町2)
②横手南小学校校庭(秋田県横手市羽黒町4−36)
「ミニかまくら作り体験」
【時 間】
[15日]11:00~、14:00~
[16日]14:00~
所要時間1時間程度、各開催時間30分前から受付開始。
【会 場】
光明寺公園(秋田県横手市大水戸町10−18)
【その他】
17:00からろうそくを灯します。

「かまくら先取り体験」

横手のかまくら

提供:秋田県観光連盟

夜の「450年の伝統・かまくら」が始まる前に、家族やグループでのかまくら貸切り体験が可能です。

【時間】
11:00~、12:00~、13:00~、14:00~
【住所】
横手市役所本庁舎前道路公園
【料金】
1時間3000円、定員4-5人
【その他】
①もち、甘酒、おもてなしセット付き
②要事前予約(2020年は1月7日(火)より受付開始)
【詳細・申し込みは公式サイトへ】
https://www.yokotekamakura.com/01_event/04_winter/kamakura_sakidori.html

まつり当日に行かなくてもかまくらは体験できる!

「横手の雪まつり」当日でなくてもかまくら自体は冬の間は市内中、もしくは観光案内所もある複合施設「横手市ふれあいセンター かまくら館」の-10度の冷凍室で一年中体験することができます。

「かまくら館」
【住所】
秋田県横手市中央町8-12
【営業時間】
9:00~17:00
【定休日】
12月29日~1月3日
【料金】
入館無料、一部有料施設あり

ご当地B級グルメ「横手やきそば」を食べよう

横手やきそばの写真

提供:秋田県観光連盟

横手の名物といえば「横手やきそば」
日本三大やきそばの一つ(残りは富士宮やきそば・上州太田焼きそば)であり、ご当地B級グルメです。

コンビニで商品化されたりスーパーの麺売り場に並んでいたりと全国的に広がってきているため、皆さんも目にしたことがあるかもしれません。

横手やきそばの発祥と特徴

横手やきそばの写真

提供:秋田県観光連盟

横手やきそばは終戦直後、横手市でお好み焼屋台を営んでいた男性が新たなメニューを模索したことが始まりとされています。
彼は市内の麺業者と焼きそば麺づくりを試行錯誤し、昭和28年頃、ついに現在の横手やきそば麺が完成しました。

麺は角麺(太いストレート麺)を茹で、柔らかい触感になっています。
ソースは各店オリジナルのウスターソース使用し、辛みは抑えられており比較的甘め。ひたひたになるほどたっぷりかけられます。
具はキャベツや豚ひき肉などが一般的。
トッピングが半熟の目玉焼きと福神漬けであることは全国的に珍しいですね。

この横手やきそばは最初は居酒屋向けに販売されていましたが、手頃な価格とおいしさで爆発的な人気商品となり、やきそば専門店が次々に誕生していきました。

横手やきそば四天王で食べよう

毎年行われる「横手やきそば四天王決定戦」にて会場で一般参加者による投票数が多かった4店がその年の「横手やきそば四天王」選ばれます。

どの店舗も横手市内にあるためここでしか味わえないものばかりです。
今回は2019年に「横手やきそば四天王」選ばれた4店舗をご紹介します。

出端屋

出端屋の横手やきそばの写真

引用:食べログ、お店からの公式写真

魚や肉もおいしい居酒屋。
2019年の「横手やきそば四天王決定戦」に出品された「横手黒毛和牛やきそば」は横手の名産と店のイチオシ料理が合体した逸品です。

【住所】
横手市田中町1-23
【営業時間】
11:00~13:30、17:30~22:00
【定休日】
月曜・日曜夜
(日曜11:00~13:30は営業)
【公式サイト】
https://localplace.jp/t100079747/

北海屋

北海屋の横手やきそばの写真

引用:食べログ、チーム191さんの写真

ラーメンやぎょうざ、チャーハンなどメニュー豊富な居酒屋。
「プルコギやきそば」が2019年の出品メニューです。夜遅くまで開いているのも魅力的。

【住所】
横手市前郷二番町1-21
【営業時間】
11:00~15:00、17:00~26:00
【定休日】
月曜日

藤春食堂

藤春食堂の横手やきそばの写真

引用:食べログ、hiro0827さんの写真

「並焼きそば」400円、2019年にノミネートした「特製やきそば」も700円とリーズナブルに横手やきそばを味わえる食堂。

【住所】
横手市大屋新町字堂ノ前22-3
【営業時間】
11:30~14:00
【定休日】
不定休

ステーキハウススフィーダ

ステーキハウススフィーダの横手やきそばの写真

引用:食べログ、カルパスさんの写真

毎日牛肉を仕入れるステーキ屋ならではの牛を使った「牛そぼろやきそば」
豚肉が多い横手焼きそばで、牛派におすすめしたい逸品です。

【住所】
横手市杉目字七日市73-1
【営業時間】
11:00~15:00、17:30~21:00
【定休日】
月曜日

「秋田ふるさと村」で文化体験&お買い物!

秋田ふるさと村の写真

提供:秋田県観光連盟

近代美術館やプラネタリウム、お土産売り場、工芸展示室など様々な施設が集まったアミューズメントパークです。
「ふるさと料理館」には先ほどご紹介した横手やきそばの「出端屋」をはじめ、郷土料理を楽しめるレストランが集まっています。

【住所】
秋田県横手市赤坂字富ケ沢62-46
【営業時間】
施設によって異なる
【定休日】
1月半ば(2020年は14日(火)~23日(木))
【料金】
入場無料、一部有料施設あり
【公式サイト】
http://www.akitafurusatomura.co.jp/

「増田まんが美術館」で貴重な原画を見よう

増田まんが美術館の内部の写真

提供:秋田県観光連盟

横手出身の矢口高雄(代表作「釣りキチ三平」など)をはじめとする国内外の漫画家の原画を20万枚以上収蔵・展示する美術館。
企画展やイベント、ワークショップなども開催されます。

【住所】
秋田県横手市増田町増田字新町285番地
【開館時間】
10:00~18:00(最終入館:17:30)
【休館日】
第3火曜日(祝日の場合は翌日)
【入場料】
常設展は無料。
特別企画展は下記料金。

未就学児 小学生 中学生 高校生 大 人
無料 ¥200 ¥400 ¥600 ¥800

【公式サイト】
http://manga-museum.com/

終わりに

この冬、雪、伝統、文化、郷土料理にふれるメルヘンな横手旅行はいかがでしょうか?

その他秋田県の観光情報はこちら


多言語観光情報サイト Guidoor | ガイドア 【秋田県】

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Yo-Ohtaki
2年間のヨーロッパ留学から帰国したのち、いままで何も考えずに受け止めていた日本の文化や生活の魅力に気づく。趣味である音楽・文化・旅行方面からのアプローチを中心に「まだ知らない日本」をご紹介します。